さんかく窓の外側は夜 5

ホラー

さんかく窓の外側は夜 5 ヤマシタトモコ

内容紹介
謎多き冷川の過去
想像を絶する生い立ちを知るのは…刑事の半澤だけ
犯罪の芽を嗅ぎ付ける能力、どんな事件にも整然と対処する冷静さ、

半澤が強いのは、あやしげな超常現象はもちろん、
人という存在すら「信じず」に「疑う」から。
そんな半澤がずっと気にかけてきた冷川は、
今や三角という助手(兼、唯一の友人)と出会い心霊探偵として
順調な様子だ。
しかし冷川を過去に揺り戻す事件が…!

花は美しい、とか、命は大切だ、なんて
言葉として、あるいは一般的な感覚として理解していても
本当に感じることはたぶんとても難しい。
心から感じることができたらその時は
もしかしたらとても幸福なのかも

ってセリフにぐっときた。
ヤマシタトモコさんのつくるセリフは本当にいいなあ。

刑事さんの

「脅迫や虐待を受けてるときに『もうだめだ』『さからえない』
そう思い込んで信じてしまったらそれが現実になる。信じるな」

自分を全量な存在だなんて間違っても思うな。人間はいつでもた易く悪に転じる。
愚かで卑劣で弱い生き物だ。常に疑え

この人は本当に強くて優しいなあと。

冷川さんは冷静というか本当につかみどころのない感じのまま5巻まで来た感じ。

どんな間柄でも相手が本当は何者で何を考えているのかなんてわかるはずもないのに

害がなければほおっておいてもいいと思いますがねえ

死んだら誰でも、生ごみですよ

にはヒエって思った。

三角くんの

人間は生きててても死んでても同じように弱くてみっともない
だったらおれもそれでいいしその中で自分にできることをやる

人間出来た人だなあ。

この巻では冷川さんの過去とかいろいろわかってきて、そうかなるほど、な流れでした。

よくできたお話だなあ。

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